第19回CTF for GIRLSワークショップ開催レポート

みなさんこんにちは、CTF for GIRLS運営ののみぞう(TwitterID:@nomizooone)です。

CTF for GIRLSでは、2022年9月9日(金)に第19回 CTF for GIRLS (ワークショップ)を開催しました。本レポートでは、当日の様子や内容の紹介をお届けします。

今回も、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、オンライン会議システムである、Microsoft Teamsを使用しての完全オンライン開催となりました。

ワークショップには、約120名(応募181名)の方にご参加いただきました。初参加の方が申し込み時点で113名いらっしゃいましたので、全体の半数を超える方が今回初参加ということになります。想像以上に新しい方にお申し込みをいただけたことで、業界の盛り上がりを感じると共に、運営一同気合を入れて準備に望みました。


さて、今回のテーマは「ネットワーク分野」になります。

最近のCTFでは出題されることが少なくなってきましたが、他の分野のCTFを解く上でも基礎となる重要なポイントが学べる重要な分野です。

解答のための環境構築も簡単で、初参加の方にも比較的取り組みやすいテーマだったのではないかと思います。


まずは副代表の中島春香さんよりあいさつがあり、その後、講義が行われました。講義はMiyachiさんが担当されました。

講義では、ネットワークの基礎知識、CTFのネットワーク分野の解説、パケットキャプチャツール「Wireshark」について紹介しました。

その後、事前に配布された演習問題の演習タイムが設けられました。

今回は演習問題として、初級3問・中級3問・上級1問の計7問の様々な難易度のpcapファイルが予め配布されていたので、各自自分のPCにインストールしたWiresharkでファイルを解析する形で演習を進めていきました。

不明点があればチャットでいつでも質問できますし、ヒントファイルも一緒に配布されていたので、初心者の方でも取り組みやすい環境が整えられていたと思います。裏で運営側もチャットサポートに全力で対応していました。

問題演習タイムが終わると、問題の解説が行われました。

今回はじゅんたさん、のみぞう、中島春香さん、miyachiさん、中島明日香さんが、主にそれぞれが作問した問題について解説を行いました。


初級問題は時間内に解けた方が多かったようですが、中級以降の問題になると解説のときに「そんなこともできるの?!」という驚きの声が上がり、勉強になった方も多かったのではないでしょうか。

配布した演習問題があれば、ワークショップ後も問題に取り組めるので、時間内に解けなかった方でも、ぜひじっくり時間をかけて挑戦頂ければと思います。


オンライン開催ではありましたが、Twitterで進捗状況を報告し合うなど、一体感のある盛り上がりを見せていました。

みなさんのつぶやきは以下にまとめましたので、よかったらご覧ください。

https://togetter.com/li/1947704


最後に、改めて中島春香さんより閉会の挨拶を行い、会が締めくくられました。

今後もCTF for GIRLSではCTFワークショップや大会などを引き続き開催していく予定です。

今後も皆さんに楽しんでいただけるものを開催していきますので、ご参加よろしくお願いいたします!